最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄える

投稿日:2021年04月26日(月)

冒険力




「最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄える。」

戦国武将 徳川家康の格言です。

 

「打算」、「損得勘定」そんな感覚を軸にしている人の存在に慣れることができたように思います。

結論を急いだり、自分のペースで話を進めようとしたり、そもそも、「メリット」を求めて人と接している人も少なくないようです。

 

そのような人たちは、相手をコントロールできるか否かという視点があるため、コントロール不能と判断した場合、すぐに離れていくような気がします。

 

「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」

乗ることも添うこともせず、離れていってしまうのは、どうなのだろうと思わされたりもしますが、「波長」が違うのだと解釈するようにしております。

 

「相手が何を求めているのか。」

人と接するとき、その一点に集中するように心掛けておりますが。。。

 

企業が提供する商品の説明を聞く機会が増えてきている。

業務などの最適化を試みるべく、色々なサービスに触れる機会を作るようにしている。

 

「その商品・サービスを利用することにより、このような「メリット」があります。」

必ず、「メリット」についての説明がある。

その「メリット」を提供することが、クライアントに「喜んでもらう」ための手段であるのだろう。

 

ヒット商品とは、「最も多くの人間を喜ばせたもの」なのかもしれない。

「最も大きく栄える」ためには、ヒット商品が必要なのかもしれない。

 

「一過性」と思わせる「繁栄」もある。

ミュージシャンの場合、「一発屋」などと言われる場合は、「一過性」と表現して良いのではないだろうか。

「継続的」に「繁栄」していくためには、「最も多くの人間を喜ばせ続ける」ことが必須条件となる。

これは、多くの企業を見ていて感じることである。

 

小手先のテクニックで、「人間を喜ばせる」ことができたとしても、長くは続かないと確信している。

目先の利益を強調して、「人間を喜ばせる」ことも、長くは続かないと確信している。

 

この際、「大きく栄える」ことは意識せずに、「人間を喜ばせる」ことだけに焦点を当てることを考えて行きたい。

焦点を絞ることにより、余計なことを考える必要がなくなる。

 

「人間を喜ばせる」ことができれば、次は、「人間を喜ばせ続ける」ことを意識して行きたい。

「人間を喜ばせ続ける」ことができれば、次は、「より多くのひと」を喜ばせることを意識して行きたい。

この繰り返しだけを意識して行くことにより、結果的に「大きく栄える」ことになっているのではないだろうか。

 

この名言により、目先の損得勘定などとは趣の違う「喜ばせ方」や「喜ばせ続け方」は何なのかを模索していこうと思わされた。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。



  • 様々な著名人へのインタビューから、参考にすべくことが沢山ありました。
    気にしなくても良いことを気にしまっている自分を認識することができました。

    結局、皆同じことをお話されているようにも感じました。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。
最近の投稿記事
  • 理をもって接する 理をもって戦う

    投稿日:2020年10月10日(土)

    【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】   「「仕事ができる」とは、どういうことか?」 というタイトルの著書が、昨年、話題になりました。   「スキルのデフレ […]


    本文を読む

  • 途方もない夢でも実現へと前進させる・・・

    投稿日:2020年10月25日(日)

    「途方もない夢でも実現へと前進させることは、意外とたやすい。「そんな馬鹿なことはできない」と誰もが思うことならば、競争相手はほとんどいないからだ。」 アメリカ合衆国のIT企業共同創業者 ラリー・ペイジの格言です。 &nb […]


    本文を読む

  • 連休明け

    投稿日:2021年01月12日(火)

    3連休を有意義に過ごすことができました。 やるべきことが決まっていると、やるべきことを片付けることだけを考えて生活するのみ。 とてもシンプルで過ごしやすく感じております。   途中、緊急の対応を迫られえることも […]


    本文を読む