過去の清算

投稿日:2019年11月28日(木)

分解力




大学院在籍中に知り合い、その後もお付き合いのあった友人たちに恵まれていました。

彼らの殆どが、生まれながらのアメリカ人ではなく、外国からの移民です。

僕自身も移民とカテゴライズされるのでしょう。

 

プエルトリコ出身のジョージから沢山のことを学びました。

野球とベースボールの違いなど、お互いの異文化に触れる機会にもなりました。

ヒスパニックは、陽気な人が多いように思います。女性も綺麗な方が多いと感じるのは、好みの問題でしょうか。

自分が「日本人」であることを伝えると、扱われ方が変わるように思いました。これは、様々な人たちとの異文化交流中に必ず感じたことです。

諸先輩方の功績により、我々がその恩恵を受けているのだと確信しております。

 

ある時、ジョージから「自分は昔アルコール依存症だった。。」とカミングアウトされました。

アルコールにより家族や仕事を失ったこと、今は、その過去を清算する為、新しい家族の協力を得ていること、色々なことを話してくれました。依存症に悩む人たちの集会にも定期的に参加していることも聞きました。

 

その話を聞いて、「So what?」と返したことを思い出します。「昔そうでも、今は違うでしょう?」という意味で答えたつもりでした。

最近、このことを思い出すのですが、過去を引きずりながら生きていた自分が、このようなことを友人に言っていたのだと思うと、嬉しい気持ちになります。

 

ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手が大活躍されていた頃の出来事です。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • 「知る人ぞ知る」という存在に憧れてしまいます。

    メディアに露出している人ばかりに注目してしまいがちですが、実はそんなことはないように思わされる書籍でした。



  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。



  • 気持ちに波を感じる際、この本に目を通すことにしております。
    気休めだとしても、気持ちを穏かにすることができます。

    有り難く感じることが、沢山書かれている書籍です。
最近の投稿記事
  • 自分の目でものを見て、自分の心で感じる人間がいかに少ないことか

    投稿日:2021年04月10日(土)

    「自分の目でものを見て、自分の心で感じる人間がいかに少ないことか。」 ドイツの物理学者 アインシュタインの格言です。   「○○さんが言ってたから、そうだと思う。」 「普通に考えると、それはおかしいと思う。」 […]


    本文を読む

  • もっとも平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である

    投稿日:2021年05月02日(日)

    「もっとも平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。」 ドイツの哲学者 カントの格言です。   ゴールデンウィークに入りました。 「去年の今ごろは・・・」 そんなことを考えながら、色々なことが […]


    本文を読む

  • 独立記念日

    投稿日:2020年07月04日(土)

    星条旗柄の服や小物を使って「独立記念日」を祝っているSNSの投稿を目にしました。 「あぁ。。今日は、インディペンデンスデイかぁ。。。」 昔を懐かしく感じる瞬間でした。   米国滞在中、独立記念日を経験しました。 […]


    本文を読む