ボストンキャリアフォーラム

投稿日:2019年11月30日(土)

冒険力




年に一度、マサチューセッツ州ボストンにて、キャリアフォーラムが開催されております。

アメリカを含めた英語圏への留学生を対象にした就活イベントです。

僕は、2004年開催のフォーラムに参加すべく、公式ホームページを介して申し込み、履歴書を複数社に送付し、準備を進めておりました。

お陰様で、複数の企業から面接の連絡をいただくに至りました。

その中には、10年ほど前に世界を驚かせた企業も含まれております。

 

キャリアフォーラムの参加を決めたのは、日本に戻ることを決断した後のことです。

この大きな決断を下したのは、読書をしに野球場に行っていた時のことです。

7回表が終了すると、空気銃のようなものでT-シャツを観客席に打ち上げるファンサービスがありました。野球少年は皆、「欲しい!欲しい!」とアピールして求めるのですが、求めていてもT-シャツをゲットできるとは限りません。

客観的にその光景を見ていた時、アピールしなければ、絶対にゲットできないことに気付きました。偶然が重なって自分のところにT-シャツが落ちてくることはあり得ず、「今後の人生、何かを求めるのであれば、自分からアピールしていかない限り、何も得ることはできない。」

と思わされた瞬間でした。

それからは、今後どうしていきたいのか、何ができるのか、一人で悩んで、悩んで、悩み続けました。

 

いずれ独立して自分の会社を経営したいという気持ちは、渡米前からイメージしていたことです。

ただ、現状を考えた時、アメリカで勝負するのは難しいと感じ、一度日本で勝負して、改めてアメリカに戻るという結論で自分自身を納得させました。

「アメリカに戻るために、一度日本に戻る。」

大義名分がハッキリしたことで、気持ちが楽になったのを覚えております。

 

では、日本に戻るのであれば、どこに戻るのか。

東京なのか、故郷の札幌なのか。。。

これについても、結論を出すまでに少し時間を掛けました。

 

29歳になって間もない頃の出来事です。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 第1章の「ルール」についてが、一番参考になる内容でした。
    同じように、自分の「ルール」を定めてみました。

    定めた「ルール」通りに生活できているのか、自信はありませんが。



  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。



  • ファンクラブ入会後、初のコンサート。
    比較的前方の席で楽しむことができました。

    昔よく聴いていた曲も聴けて、有意義な時間を過ごすことができました。



  • 交渉で大切なスタンスのようなものを学べました。
    交渉に臨む前の「準備」の大切さを痛感し、最終的には、こちらの望む方向へ導けるかどうか。

    参考にすべく要素を沢山得ることができました。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。
最近の投稿記事
  • Quality Assurance

    投稿日:2019年12月11日(水)

    仕事を探し始めたのは、結局2001年、同時多発テロより前のことだったと思います。   まずは、キャンパス内で、アルバイトを探しました。 掲示板に求人募集があれば、メールで連絡をし、 「その件については、○○○へ […]


    本文を読む

  • 代表的ロールモデル(4)

    投稿日:2020年01月03日(金)

    最近、起業家の間でよく耳にする「ゼロイチ」という単語。 多分、氏の著書「Zero to One」から来たものではないかと思っております。 氏は、現在、投資家としてご活躍されていますが、ネット上の電子決済サービスを提供する […]


    本文を読む

  • 作用・反作用の法則

    投稿日:2020年08月19日(水)

    「ニュートンの法則」とも言われております。 全ての作用はそれと同等の反作用を伴うという法則です。 自分から発信する作用は、相手から発信される同等の反作用を伴うのでしょう。   視点・観点を変え、俯瞰して見ること […]


    本文を読む