アメリカ合衆国大統領首席補佐官

投稿日:2020年01月11日(土)

表顕力




アメリカ大統領権限の継承順位は、下記の通りです。

1.副大統領兼上院議長(副大統領は、上院議長と兼務)
2.下院議長
3.上院仮議長
4.国務長官

5位以下は、各省庁の「○○長官」が続きます。

 

1位の副大統領は、文字通り、ナンバー2として認識されております。

が、実際の職務は、冠婚葬祭などの行事に大統領の名代として出席するくらいで、いわゆる「閑職」と言われているようです。

 

大統領権限継承権はなく、世の中にあまり知られていない役職ですが、実は、権力の中枢にいるのが、「首席補佐官」です。

歴代の大統領の名前は知っていても、歴代の首席補佐官の名前を知っている人は殆どいないのではないでしょうか。

 

首席補佐官の職務は、大まかに5つ。

1.スタッフの統括
2.戦略の策定
3.指示の実行
4.大統領の門番
5.究極の万能アドバイザー

です。

大統領の番頭として、大統領のアドバイザーとして、大統領府の責任者として暗躍する影の権力者という位置づけで間違いないと思います。

 

自分の過去を振り返って確信したことがあります。

自分がどのような人間を目指すのかを考えるため、自分がどのような人間かを考えました。

派手ではなく、華やかではなく、目立ちたくはなく、アグレッシブではなく。。。

 

要するに、スポットライトを浴びるタイプの人間ではないという解釈です。

人間の性として、「名誉欲」というものがありますが、僕自身、有名になりたいというような名誉欲は、皆無です。

どちらかというと、影で誰かを輝かせることの方が、好ましいような、向いているような気がしております。

 

ある政治家が、こんなことを仰ってました。

「無名に勝る悪名はない。」

あまりキレイな言葉ではありませんが、理解できる気がしております。

有名な人と無名な人が同じことをした場合、有名な人だけが話題になる。それを「有名税」というのかもしれませんが。。。

 

高校時代、「将来、音楽プロデューサーになる!」と、結構本気で思っていたことがあります。結局、プロデューサーになるためのアクションを起こすことはありませんでしたので、夢のまま終わった話です。。。

その時のことを思い出した時、一つの疑問が湧きました。

どうして、「シンガーソングライター」ではなく、「音楽プロデューサー」になりたいと思ったのだろうか。。スポットライトを浴びたいと思わなかったことが、答えのような気がしております。

 

諸々、繋ぎ合わせた結果、「アメリカ合衆国大統領首席補佐官」のようなポジショニングをイメージしているのだと思います。

有名ではありませんが、重要で、そこそこ影響力のある役職。

そんなポジションをイメージしながら、これからの人生を考えております。

 

考えてみたら、「社長」になりたいと思ったことはありませんでした。どちらかというと、「会長」という響きに憧れておりました。

 



コメントを送信する


※すべて必須事項です

記事タイトル:
氏名*:
メールアドレス*:(半角英数)
コメント*:

記事検索
書籍紹介


  • 中小企業が、どのように隆盛を極めるべきか。
    メンタルブロックを外す上で、絶対に理解していなければならない内容です。

    「行動」を促してくれる書籍です。



  • 今取り組んでいる仕事をどのように楽しくするかを考えながら、仕事に対するスタンスを改めようと思わされました。

    天命に逆らうことなく、精進を続けて行こうという気持ちになれました。



  • 物語風に書かれていて、読み易く感じました。
    誰にでも存在する「心のブレーキ」を外すことにより、色々な可能性を広げることができるという確信を得ることができました。

    「こんな喫茶店が実際にあればなぁ。。。」と思ったりもしました。



  • この著書を拝読して以来、メモを取ることを意識し始めました。
    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。



  • 最近、仕事をしていて感じることが多々あります。
    その疑問のような感覚を解決してくれる書籍でした。

    余計なことを考える必要はないことを教わった気がしております。
最近の投稿記事
  • 想像の限界

    投稿日:2020年08月10日(月)

    「自分の想像できる限界まで突き詰めて考える。そうすることで、それが本当に理にかなっているのか、ただ他人がそうしているだけなのかを見極めることができる。」 僕のロールモデルの実業家のお言葉です。 毎日、「自分の想像できる限 […]


    本文を読む

  • 人間の長所は欠点が・・・

    投稿日:2020年11月14日(土)

    「人間の長所は欠点があるということである。」 ユダヤの格言です。   欠点のない人間は、存在しないと解釈して良いのでしょう。 「長所」と「短所」は、表裏一体のように感じております。 長所は、ときに短所になり得た […]


    本文を読む

  • 下半期始動

    投稿日:2020年07月01日(水)

    誰ひとり想像すらしていなかった「ウィルスによる脅威」に晒された半年と言っても良いのかもしれません。 緊急事態宣言発令、ステイホーム週間などを通して、色々な気付きを得ることができました。 「塞翁が馬」、「怪我の功名」、「棚 […]


    本文を読む