higher ground

投稿日:2020年01月15日(水)

創造力




大好きな「LOVE SONG」を口ずさみながら、彼女との待ち合わせ場所に向かう。

約束の10分ほど前に到着し、辺りを見渡しながら、感慨深い思いがよぎった。

 

彼女と初めて待ち合わせした場所も、この場所だった。

ただ、あの時は、雨が降っていた。

「はじまりはいつも雨」なのかなぁ。。と思ったことを覚えている。

 

彼女との会話は、良い意味での緊張感の中、趣味の話から始まったような。。。

趣味は?と聞かれ、「僕はMUSIC」、音楽です。と答えたところで記憶が止まっている。。。

 

彼女と共有した時間を振り返っていくと、夜遅くまで遊び、気が付いたら朝ということがしばしば。

今に至るまで、「明け方の君」の笑顔にどれだけ癒されたのだろう。

彼女は、本当に「綺麗な人で・・・」

 

彼女は、かなりの気分屋。

その時の気分でコロコロ変わる。

僕は、そんな彼女を「天気予報の恋人」と思っている。

でも、気分屋の彼女に振り回されることを幸せに感じているように思う。

彼女を喜ばせることができる男は、僕意外にいないだろう。。。

という「PRIDE」もある。

 

心から。そう、「HEART」から、彼女との「めぐり逢い」に感謝している。

 

時々、こんなことを考える。

もし、彼女に出会っていなかったら。。。

すぐに、その「if」は、何の意味もないことに気付く。

そして、こう思う。

彼女とのことは、運命的なもの。何ら迷うことはない。

そう。一切の迷いはない。「not at all」なのだ。

 

ふと時計を見た。

約束の時間が、少し過ぎていた。

赤みがかったコートを着た彼女が、こちらに向かって歩いてきた。

彼女の歩く姿が、僕に「恋人はワイン色」を連想させた。

 

「HELLO」!ごめん。待った?

彼女の笑顔を愛おしく感じた。

待ってないよ。僕も今着いたところ。と笑顔で返す。

「僕はこの瞳で嘘をつく」のだ。

 

いつも通り、行きつけのお店、「RED HILL」で食事をする。

待ち合わせ場所から、少し離れたところにお店がある。

どうする?タクシーに乗る?と僕が。

「WALK」。歩こうよ。と彼女が。

笑顔の彼女に寄り添う形で、彼女の腰に手をまわした。

僕の手が触れた場所は、出会った頃と変わらない、美しい曲線を描いたまま。

「砂時計のくびれた場所」という表現が正しいような気がする。

 

お店に着き、ドアを開けた。

これから、彼女と新しい思い出を作るための「next door」を開けた。

 

外は、夕暮れ。

「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」

今日一日の晴天を誉めるのにちょうど良い夕暮れのとき。。。

 

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そんな想像の世界を見ました。

今日、LINE CUBE SHIBUYAで見ました。

 

ASKA premium ensemble concert -higher ground-

 

30年近く前、今はなき、厚生年金会館で初めて見た時とは、明らかに違う景色を見せていただきました。

その景色は、あの頃より少しだけ「higher ground」にいる自分を認識させてくれました。

 

ありがとうございました。

 



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