他力本願

投稿日:2020年05月23日(土)

戦闘力




極楽浄土への道。

これは、自力で求める道なのだろうか、他力により導かれる道なのだろうか。

昔、自力か他力かで悩んだことを思い出します。

父方は、自力の宗派、母方は、他力の宗派ですが、どちらが正しいかを考えたことすらありませんでした。

 

日常生活では、「自力」を促される場面が多々あります。

逆に「他力」を良くないこととして捉える場面もあるかもしれません。

 

一人の人間の力には限界があります。

これは、どのような人でも同じであるとの確信があります。

それでも極力、自分の力で、「自力」で事を進めようとしてしまうのは、僕だけなのでしょうか。。。

 

世の中には、矛盾、不合理があふれている。

それらを気にせずに生きて行けるようになるまで、結構な時間を要する。

僕自身、かなりの時間を費やしてきた。

途中、沢山の偉人の方々の名言にも助けられた気がする。

今では、スッキリしている。

 

群集の心理は、時に正しく、時に間違っている。

が、かなりの割合で、間違っている場合が多い。

 

「そんなものだろう。。。」

という諦めに似た感覚を道連れに、その間違いは、どこからくるものなのかを考えてみる。

そもそも、常識と称される事象は、どこから来たのだろうか。

誰がそれらを導き出したのだろうか。

科学的な根拠はあるのだろうか。

 

今、そんなことは、どうでも良いと心から思っている。

それよりも、もっと違うことに時間を活用したい。

 

「ほとんどの人が賛成しない大切な真実」

これが何かを考えるために費やした時間がある。

今も、ふとしたところで、大切な真実とは何かを考えていることに気付くことがある。

 

システム開発を通してIT業界を見てきた。

ずっと気になっていたことがある。

「仕事はあるけど、エンジニアが足りない。。。」

「エンジニアを育てるには、時間がかかる。」

「この仕事は、何時間かかるので、このような見積金額になります。」

 

もっともらし話だと思う。

もっともらしいが、違うと思っている。

「デジタル」の仕事をしている人々の口から発せられる「アナログ」的な言葉という解釈である。

 

「デジタルの問題は、デジタルで解決」

何人かにこの話をしたことがある。

例外なく、失笑だった。

失笑され続けると、この考えに自信を持てなくなる。

「ほとんどの人が失笑する大切な真実」

だと思って、自身を持ち続けようとしていた気もする。

 

「自力」で対処したいと考えていた根本の理由は、「デジタルによる問題解決」という考えを意識していたことだと思う。

今後も、「自力」で対処できる部分は、「自力」で処理してくつもりで考えている。

 

最近、少しだけ、立ち止まる時間があった。

今後も、「自力」で対処できる部分は、「自力」で処理してくつもりで考えている。

それと同時に、

「もう少し、「他力」を拝借しよう。」

そう思った。

そう思えたことで、またスッキリできた。

得手不得手の「不得手」まで、「自力」で無理することはないと気付くことができた。

魅力的な仲間の中で、それぞれの魅力を提供し合う関係を構築することに注力していこうと決めた。

魅力的な仲間の「他力」を拝借していこうと思う。

 

 



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    何気なく書いたメモが、後になって何かのヒントになったりするものです。

    手書きのメモは、これからも継続して行きます。
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