投稿日:2020年07月11日(土)
表顕力
「絶望的な状況というものはない。 人が状況に対して絶望的になるだけだ。」
高校時代に出会った格言です。
大学受験が間近に迫り、焦りしかなかったころ、この格言を知りました。
「絶望的にならないように。。。」
と思いながらも、現実を捉えると、絶望的な状況にしか感じることができませんでした。
その後、今に至るまで、「絶望的な状況」を経験してきました。
どう考えても無理だろう。。。と思わざるを得ない状況でした。
絶望的にならないようにする方法を模索しながらも、良い方法を見つけることができず、長い時間を過ごしてきました。
最近、「人が状況に対して絶望的になっているだけ」であることを実感できる出来事に遭遇します。
そんな出来事を通して、「万事休す。」とは、絶望的になったときの言葉のように感じます。
何となく、何となくではありますが、状況に対して、絶望的にならない方法が見つかったような。。。
最近、「先延ばし」癖を問題視し、改善を図るべく色々なことに取り組んでいる。
何となく見てしまうテレビ番組、必要のなくなったメルマガ、移動時間などに聴く音楽。。。
必ずしも無駄ではないのだが、「今やるべきこと」から気をそらすための道具になっているような気がする。
少し休憩のつもりで、テレビ番組をダラダラと見ていたりもする。
気分転換のつもりで、音楽を聴いてしまうことがある。
さすがに、この「惰性」を続けるつもりはなく、「改善」を意識し始めた。
「今やるべきこと」を片付けてから、テレビを見ることにしている。
日中の移動時間は、オーディオテープを聴き、「その日にやるべきこと」を片付けた後、音楽を聴くことにしている。
「まだ時間があるから、もう少しゆっくりできるな。。。」といった感覚が、本当に危ないと思っている。
小学校時代の夏休みの宿題が、一番わかり易い例ではないだろうか。
夏休みの初日から、少しづつ片付ければ良い筈が、終わりごろになって焦り始める。
焦り始めたときに訪れるのが、「絶望的な状況」なのだろう。
納期が近付いていた仕事があった。
最近、久しぶりに仕事で焦った。
それでも、間に合わせることができたが、反省点が多々あった。
その仕事を通して得た教訓から、次回以降のスタンスを考え直した。
自分で作りだした「絶望的な状況」から、大きな気付きを得ることができた。
その日にやるべきことをその日に片付ける。
これを継続することができれば、絶望的な状況は避けることができ、直面した状況に対して絶望的になることもないような。。。
何となくわかっきたような気がする。
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