人間至る処青山あり

投稿日:2020年09月20日(日)

冒険力




【過去回帰により、進むべく未来へのベクトルを定め、その先にある「約束の地」へ・・・】

 

毎朝、目覚めと同時にベランダに出ます。

朝の外の空気を吸って、一日を始めるためです。

 

ベランダから見える景色に変化が訪れております。

季節の移り変わりによる変化なのだと思います。

 

春先、花を咲かせていた樹木も、その面影はなく、秋に向かって進んでいるようです。

冬の間、裸になった樹木は、白い雪で覆われます。

この景色の変化を2度ほど経験いたしました。

 

「光陰矢の如し」のアンチテーゼかと思わせるほど、この2年間は長く感じました。

今振り返って、「あっという間の2年」ではなかったように感じておりますが。。。

 

ベランダからの景色を眺めながら、この10年を振り返ってみた。

意識的に振り返ったのではなく、ふとした瞬間に振り返りの作業を行っていることに気付いた。

 

いつもの景色、いつのも通勤路、いつものお店。

知らぬ間に、生活パターンが確立されていたと感じるのは、財布の中を見たとき。

ポイントカードなど、いつも使用するものだけでまとめられている。

 

財布の中身に限らず、定期的に所有物を整理している。

半年以上使用していないものは、迷うことなく捨てることにしている。

 

数回の整理作業によって、所有物を減らすことができた。

しばらくは、捨てるものはないと思う。

お陰様で、部屋はスッキリしている。

 

所有物を整理しようと思ったのは、「断捨離」の一環だった。

新しいものが入ってくるように、不必要なものを処分した。

古いものを処分する前提で、新しいものを購入するようにも心掛けた。

 

整理した理由は、それだけではなかった。

「多分、この場所を離れることになるだろう。。。」

という予感があった。

そんな予感は、徐々に確信のような気持ちに変化していった。

「この場所から離れよう。離れなければいけない。」

諸々の想いから、そのような変化に至ったと思う。

 

ベランダからの景色の変化を気にするようになったのは、「今居る場所を離れる」ことを前提にしてからかもしれない。

このまま何も変化がないのであれば、見慣れた景色にも注意を払うことはなかっただろう。

 

不思議なことに、幼少期を過ごした場所に対しての特別な気持ちはない。

「故郷に錦」という感覚は、皆無である。

それでも、時々帰ってくる場所であることに変わりはない。

この場所でやらなければならないことがある故、時々帰ってくることになるだろう。

 

別の場所へ移ることが決まってから、不思議な感覚が続いている。

放浪癖のような感覚が蘇ってきたように感じる。

その時その時のベストな場所を求めて、今後も変化を求めて行くのだと思う。

 

これからの人生、「人間至る処青山あり」を拠り所に、放浪を続けて行きそうな予感がする。

 



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