投稿日:2021年04月07日(水)
戦闘力
「努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。 多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。」
アメリカの実業家 ヘンリー・フォードの名言です。
「がっかりタイム」
頑張っているのに、なかなか結果が出ない時期のことを、このように呼ぶと耳にしたことがあります。
この時期は、比較的、長く続くのだと思います。
「早く結果を出したい」という気持ちとの比較が、長く感じさせるのだと思います。
「そのうち、結果が出るだろう。」
そんな軽い気持ちで、継続ができれば、「がっかりタイム」に「がっかり」する必要がなくなるとの確信があります。
「飽き」や「挫折」は、モティベーションの問題なのかもしれませんが、「迷い」は、色々な気付きを与えてくれます。
「アプローチを変えたらどうなるだろうか。」
「ほかに同じようなことをしている人を参考にしてみようか。」
迷ったら、形を変えてやり直すことにより、「飽き」を回避できるような気がしておりますが。。。。
ある日突然、何らかの変化に気付くことがある。
「あれ?」
「どうして?」
自分では、意識していなかったことで、そう感じることがある。
「ブログを書き終えるまでの時間が、短くなった。」
「楽器の演奏が、少し滑らかになった。」
他にもまだあるのだろう。
小さなことでも、変化を感じることができれば、まずは、小さな「がっかりタイム」を乗り越えたと解釈して良いと思っている。
その後、また別の「がっかりタイム」に直面することにはなるが。
人は、どうしも、すぐに「理想形」をイメージしてしまう。
その「理想形」には、簡単には辿り着けない。
場合によっては、あくまでも「理想」とする形であり、辿り着くことができない事もあり得る。
その点、小さなことを目的に始めれば、比較的時間をかけずに、効果を得られる。
得られた効果に「一喜一憂」せず、次の小さな目的を定めれば良い。
これを繰り返していくことにより、「気付いたら・・・」ということが起こる。
知らないうちに、「理想形」に近づいている可能性もあり得る。
「がっかりタイム」の間、「がっかり」している余裕はないと考えている。
がっかりすることで、飽きたり、迷ったり、挫折したりしてしまうような気がする。
逆に、耐えたり、我慢したり、ポジティブシンキングだったりも必要なのだろうか。
余計なことを考えることにより、巡り巡って、「がっかり」する気持ちに行きついてしまうのではないのだろうか。
この名言により、余計なことは考えず、「努力が効果をあらわすまでには時間がかかる」という認識だけで良いのではないだろうかと思わされた。